ライラックLS38、1960年製造のメッキタンクのデントリペア。山形県
目次
丸正自動車のライラック、メッキの劣化状態でのデントリペア
こんにちは。
バイクタンクの凹みをデントリペアで直す、デントハリマの小山です。
山形県からのご依頼で1960年製造のライラックLS38のガソリンタンクのメッキ部分の凹み直しのご依頼です。メッキの凹みを普通に上げるとメッキが割れそうなレベルの劣化状態です。複数箇所の凹みがありましたが、その一部の凹みをご紹介。
ご紹介の凹みの2箇所の内、上の凹みの底は元々えぐれているので、メッキの割れが広がらない程度にデントリペアです。
1960年型ライラックLS38はコレクターズアイテム
’40年代後半から2輪事業への進出を開始した丸正自動車製造株式会社が製造・販売し、一貫してシャフトドライブの機構にこだわり技術的にもさることながら、デザイン的にも他メーカーとの差別化路線を突き進んだ革新の縦置きVツインスポーツモデルのライラック。その中でも「1960年型ライラックランサーマークV LS38」はコレクターズアイテムと言われ、実動での現存台数は数えるほどしかないようです。
何年も前から修理して頂ける方を探しておりました。
難航しましたが、なんとかデントリペア完了、御礼メールを頂きました。
ありがとうございました。
「小山 様
報告が遅くなり恐縮ですがライラックLS38のタンク無事に届きました。
仕上がりを確認させて頂きましたが満足の行くものでした。流石の技術に感服致しております。
何年も前から修理して頂ける方を探しておりましたが引き受けてもらえず、半ばあきらめていましたので今回ご縁を頂けた事、有難く存じます。
今後共よろしくお願い申し上げます。
お礼まで。」
デントリペアご依頼 内容まとめ
- 車種:丸正自動車 ライラックLS38
- 修理箇所:メッキ部の左側下部2箇所
- 症状:傷あり深い凹み
- 到着から返送:7日以上