ドゥカティ エリート200のメッキタンクの凹み。東京都
目次
Ducati elite200のメッキと塗装が跨った凹みをデントリペア
こんにちは。
バイクタンクの凹みをデントリペアで直す、デントハリマの小山です。
東京都からドゥカティ エリート200のバイクタンクのデントリペアのご依頼です。凹みのご依頼は複数箇所ありましたが、一番ダメージのあるタンクのメッキ部分とペイント部分にまたがりペイントは既に剥離している箇所のご紹介です。現状の塗装状態をできるだけ維持しながらの凹み直しです。
Ducati eliteシリーズ、レース優勝のためガソリンタンクの形状に工夫
Ducati eliteシリーズの最初のモデルは1959年に生産されました。スポーティのバイクでDucatiというブランドが製造するカテゴリーの中でベストバイクのひとつ。
当時のイタリアではモトジロ・ディイタリアに代表される公道スピード・レースが盛んでその優勝は何者にも変えがたい有力な宣伝でした。そのためレースに勝つためにガソリンタンクの形状に工夫があり、直線で最高速度を出す時に二の腕はガソリンタンクの側面に、顎はガソリンタンクの上面に仕舞うために凹みが付いているそうです。このためガソリンタンクは「ソラマメ」とも「ピーナッツ」とも呼ばれます。
こちらの写真はお客様からの写真です。ガソリンタンクの凹み横のエンブレムを外して頂き送って頂きました。
デントリペア完了
エリート200のタンクの給油口と凹みに距離があるので遠隔操作で、尚且つメッキ部分は予想通り劣化状態にありますので、追い込み過ぎない様に慎重に押し上げていきます。
デントリペアご依頼 内容まとめ
- 車種:ドゥカティ エリート200
- 修理箇所:メッキ部と塗装の左側側面
- 症状:塗装割れあり深い凹み
- 到着から返送:7日