ホンダCB750four、ガッツリ凹み。群馬県
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塗装の劣化状態が気になる旧車、絶版車のバイクタンク
こんにちは。
バイクタンクの凹みをデントリペアで直す、デントハリマの小山です。
今回はホンダCB750Fourのパックリ凹んでいます。旧車、絶版車のバイクタンクの塗装は年数が経っているので劣化状態が気になる凹みです。デントリペアで凹みを上げる際に、塗装がバリバリと割れてこないか、様子を見ながらの作業になります。しかも凹みがゴールドのラインにもろに重なっているので要注意です。この凹みは、角材のようなものが倒れ込んで綺麗に凹んだかのような印象を受けます。
いつしかナナハンという言葉が生まれたCB750four
欧米のライバル達を凌駕する性能を発揮することが求められ、1968年(昭和43年)の東京モーターショーで発表され、翌年4月から北米を中心に販売が始まっていたホンダドリームCB750FOUR。国内でも販売され、いつしかナナハンという言葉が生まれました。
その後しばらくして、カワサキからも750RS、通称Z2(ゼッツー)が発売、こちらも大人気。CBとZはビックバイクの双頭として君臨することになり、その後、CB750は少しずつ改良を加えられ、名称も変わったりしますがOHC4気筒という当初からのレイアウトを崩すことなく70年代後半まで販売され続けました。
群馬県のバイクショップからのご依頼で、バイクタンク単体を厳重に梱包して頂いて、宅急便にて送って頂きました。
旧車、絶版車のバイクタンクを板金塗装で新車のようにピカピカにするわけではなく、当時からの塗装を維持していることに価値があります。ですのでガッツリ凹んでいるゴールドラインの凹みは、追い込みすぎると表面に違和感ができるので出来るだけバランス良くデントリペアです。元々の寄れた感じを維持しての仕上がりを重視します。
デントリペアご依頼 内容まとめ
- 車種:ホンダCB750four
- 修理箇所:右側側面の角辺り
- 症状:パックリ凹み
- 到着から返送:3日