エンブレム羽根の先の凹み。CBR250RR MC22 兵庫県
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「速く走ることだけを追求して装備を削ぎ落とした市販車」CBR250RR MC22
こんにちは。
バイクタンクの凹みをデントリペアで直す、デントハリマの小山です。
ホンダCBR250RR MC22のバイクタンク、エンブレムの羽の先の凹み。兵庫県のバイクショップからのご依頼です。
CBR250RR MC22型は、レーサーレプリカブーム真っ只中の1990年に登場。250ccの4スト直列4気筒エンジンは最大45馬力を1万5000回転で発生し、レッドゾーンは何と1万9000回転からというF1エンジン並みにブン回る超高回転型エンジンを搭載したスポーツバイクで、排ガス環境規制ための設計やABSの装着が義務化がない時代の「速く走ることだけを追求して装備を削ぎ落とした市販車」。このMC22型は同時代の2スト250ccレーサーレプリカ「NSR250R」などと並び、程度の良い個体は今やプレミアが付いて高値で取引されるほどの伝説バイクです。
車の凹み直しにはない、バイクタンクのデントリペアの難しさ。
デントツールで凹みを押し上げてエンブレムの羽の先の隔離なく、作業完了です。このような凹みの心配は車ではほとんどないのですが、バイクタンクの塗装状態やステッカー、デザインの状態などよく見ながら慎重にデントリペアをしないと上げている最中にパリッと亀裂が入ることがあります。
デントリペアご依頼 内容まとめ
- 車種:ホンダ CBR250RR
- 修理箇所:右側エンブレム
- 症状:エンブレムと重なる凹み
- 到着から返送:2日