カワサキ650W1S、メッキタンクの腰の入った凹み。島根県
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650W1S、メッキ状態を調べながら慎重にデントリペア
こんにちは。
バイクタンクの凹みをデントリペアで直す、デントハリマの小山です。
カワサキ 650W1Sのメッキタンクの左側ガッツリ凹みです。島根県からのご依頼で送って頂きました。凹みがエンブレムの取付け部分と重なっているので、タンク内部の取付け部の溶接箇所がデントリペアの際に障害になるので、避けながら作業です。メッキ状態を調べながら慎重にデントリペアです。
Wシリーズ、国内のライダー達から高い支持を得たバイク
1966年にカワサキはメグロK2の500ccエンジンを、よりパワフルな650ccに拡大した650W1。カワサキの世界での略車第一号と言うべき650W1のフロント19インチ化しツインキャブ装備で強化された650W1S。当時カワサキのバイク部門は一から大型バイクを開発する余裕が無く吸収合併したメグロのスタミナベースで造り上げたWシリーズ。当時の国内最大排気量を誇る650ccのツイン エンジンは、国内のライダー達から高い支持を得たバイクです。
お客様からの凹みの写真です。
バイクタンクのデントリペアは引き出しの多さが、仕上がりに影響します
腰の入った凹みですので凹みの一番深い部分のメッキ状態を丁寧に確認しながら徐々に凹みを上げていきます。なんとか問題無くにデントリペア完了です。過去の経験から、その時の状況に合わせてどんなデントツールを使えばリスク回避しながら直せるか、引き出しの多さがデントリペアの仕上がりに影響します。
デントリペアご依頼 内容まとめ
- 車種:カワサキ 650W1S
- 修理箇所:左側のメッキ部分
- 症状:エンブレム側の深い凹み
- 到着から返送:2日